ISBN:4879546259 単行本 岡田 尊司 法研 2006/05 ¥1,575

入院中にこの本をじっくり読んだ。
鬱病と一くくりにして「強迫性障害」やら「パニック障害」
「総合失調症」などと病院ではまだまだ診断されるけど
この本を読むと鬱にもいろんな例があり単なる鬱病と診断してはいけないと思った。

まったく動けない1ヶ月の間にあたしは自分を客観的に見つめられたと思う。
自由のきかない不自由な生活で・・・・・・。

大きく9つくらいに分類されるけどあたしはその中の
境界型障害演技性障害に当てはまる。

自傷を繰り返したり自己チュー、かまって欲しいのは境界型。
相手の気を惹きつけたい一心で異常行動に出てしまう。

自分を防衛して悲劇のヒロインを演じたり容姿を気にするのは演技型。

これが世間でニュースを賑わせてる殺人や誘拐などは反社会型。

これには演技性も含まれる。
だって自分に感心を集めたいのだから。

ただあたしの場合、自分が悪いと思い込む性格だから自傷に走ってしまう。

だけど寝たきりの生活の中でいろいろ考え、本を読み客観的に自分を見つめれば
どうすればいいのかわかってきた。

精神科での診察も快方に向かってるようだし、整形外科でも入院当時の顔色と違うと言われた。

「転落事故によっていい方向に向かってるんじゃないか?」
そう言われるし、あたしもそう思う。

不自由ながらも、毎日が楽しいし。
と言っても調子に乗り過ぎては行けないと釘をさされたけど。

とにかく今のあたしは悲観的な部分はまったくありません。

そろそろ寒くなって来て去年の最高体重よりも10kg近く減っていて
秋物、冬物の洋服がまったくなく(痩せたときに捨てた)
新しい洋服も欲しいし、当分はヒールの靴もはけなくて何もないけど
買えない状況だからしょうがない。

今の分にあった生活しか出来ないんだから。

まだ夏物ですむ時期だから呑気に構えてるかも知れないんだけど。

だけど欲望と言うものは際限がない。
だから高望みは止めて今を楽しもう。

半袖の上にジャケットだっていいんだしね。

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